Rose Chan Doll
-● 元祖ローズちゃん ●-
1959年(昭和34年)の秋、クリスマスセールの装飾用にマスコット人形を作ってみては、という提案があり、この結果誕生したのがハッピーちゃんである。トンガリ帽子のフード付きマントを羽織った、赤と緑の2体の妖精ハッピーちゃんは一躍人気者になった。その翌年3月には浩宮さまがご誕生されたのをお祝いしてラッキーちゃんを、同年の12月には羽根つきのこけし型人形を、そして36年の12月には北欧の木人形をモデルにアッパッチスタイルのものをと、毎年クリスマスのデコレーション用に、マスコット人形を制作してきた。
それがローズちゃん人形としてのキャラクター的要素を持ち始めたのは、1962年(昭和37年)の聖歌隊の人形が最初である。そして、翌1963年(昭和38年)6月、はじめて中元期に作ったインディアンスタイルのローズちゃんによってその性格、体型が固まり、一貫したデザインポリシーが生まれたといえる。この人形の原型は日展評議員の彫刻家・遠藤松吉氏に、制作はノバマネキンに依頼したが、最も苦心したのは顔とおしりの表情に加えて、動きのある体型にすることにあったという。
その後は中元・歳暮期のそれぞれのキャンペーンテーマや、その時代のトレンドなどを取り入れて制作した。通常は男女のペアで一組になっているが、1964年(昭和39年)は“オリンピック・ローズ”ということで、ランニング、ハードル、ハンマー投げ、重量挙げ、ヤリ投げの5種競技を1セットとした。また、1966年(昭和41年)にはカルダン紳士服の導入にあわせて、そのペアルックを、1967年(昭和42年)には明治100年を記念して“鹿鳴館ローズ”を制作するなど、年を追って人気もますます高まり、“タカシマヤのローズちゃん”と広く愛され、親しまれてきている。
なお、1964年から1975年までは、一般頒布用として約10cmのミニチュアのローズちゃんも作った。
- シンガポール・ローズちゃん -
1993年10月8日に開店したシンガポールタカシマヤのマスコットとして、今では地元の人々にも人気のローズちゃん。そのローズちゃんは、開店翌年のクリスマス時期に、“バレンタイン・ローズ”という名で登場した。
1994年以降、毎年クリスマス時期に3000体づつのローズちゃんが地元の人々へ贈られている。“バレンタイン・ローズ゙”は生まれたての子供のように裸であるが、1995年以降のローズちゃんは様々な民族衣装に身を包んでいる。
2011 JuunihitoeIn 2011, Rose-chan returns to her Japanese roots to wear the elite ceremonial robes of a Japanese court lady – dentouteki kimono (traditional kimono), also known as juunihitoe, or ‘twelve-layered robe’. The various layers are made of silk, with the innermost layer in white. The colours and the arrangements of the layers are very important, which each colour sporting a poetic name, such as ‘crimson plum of the spring’. The layers are only fully visible around the sleeves and the neck, and their arrangement and colours are indicative of the taste and rank of the lady wearing them. |
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